メンタルを病んで休職したものの、このまま復帰したほうがいいのか、退職したほうがいいのかな。退職する場合、連絡はどうしよう…
現在、休職中でこのまま仕事に復帰するか退職するか悩んではいませんか?
また、退職すると決めたものの、連絡方法に悩んでいませんか?
私は看護師になって2度ほど精神を病み休職し、そのまま退職しています。
休職することになったきっかけにもよりますが、職職場環境だったり・人間関係が休職するきっかけとなった場合、復帰をしたとしても繰り返し体調を崩す可能性があるため退職したほうがいい場合があります。
ただ、このまま退職してしまって次の仕事が決まるのだろうかという不安もあると思います。
もし、復帰後に他部署に異動ができたり、勤務体系を変更してくれるなどの措置をもうけてくれるのならば復帰してみるのもいいと思います。
辞めるのはいつでもやめられますからね。
では、退職を決意した場合、どのように伝えるか悩みますよね。
メールだとなんとなく失礼な気もするし…。でも電話は勇気がいる。
私はめちゃくちゃ悩みました。
結論から言うと、メールで退職のことを伝えても問題はありません。
どんなふうに思われようと、もう退職するのですから自分が伝えやすい方法で伝えましょう。
ただ、いくら退職するとなってもお世話になった職場です。
休職中に自分の分をカバーしてくれた人もいるので、誠意をもって伝えるようにしましょう。
ちなみに、私はメールで退職のことを伝えました。
この記事では、
- 休職のまま退職するときの連絡の仕方
- 退職が決定したあと、荷物整理はどうするか
- 職場の人にあいさつをするのか
- 退職後も傷病手当は受給できるのか
- 失業保険はもれえるのか
- 退職後やること
こんなことについて書かれたいます。
これらのことは、実際に私も経験して悩んだことです。
よかったら参考にしてみてください。
休職したまま退職する場合、退職を伝えるのはメールで大丈夫?
休職したまま退職を伝えるのは電話がいいのか、メールでもいいのか、退職届を郵送するのかなど細かいことが気になりませんか?
私は気になってたくさん調べました。
そして、誰に伝えればいいのかも悩みました。
私の場合、直属の上司は他職種で、別に看護部というのがあったので悩みました。
まずは、退職する意思を直属の上司にしましょう。
直属の上司に他に人事部などにも連絡をするべきか確認してみましょう。
そのまま、上司が伝えてくれることもあります。
私は、上司が他への連絡はすべてやってくれました。
対面で伝えるのが一番いいのとは思いますが、メンタルの不調で休職していた場合、対面で退職の意思を伝えるのは難しいのではないでしょうか。
電話でもハードル高いんですけど…
対面以外には、電話やメールだ伝える方法がありますが、電話で伝えるのもつらい時はメールで伝えましょう。
中には、メールなんて失礼な!!と思う人もいると思います。
ただ、人がどう思おうと一番大事なのは自分にとってどの方法がいいのかです。
私なんて、
LINEで伝えましたから…
普段から直属の上司とはLINEでのやり取りをする職場だってので、普通にLINEしました。
退職を伝えるのに労力を使って体調を崩したら本末転倒ですからね。
退職届を提出するのは、上司に話した後、提出するという流れになると思います。
【私が実際送信した内容】退職をメールで伝える場合
こんにちは。ご無沙汰しております。〇〇です。
メールにて長文を失礼します。
この度は、ご心配・ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。
体調の方は心身ともに少しずつ回復してきましたが、もうしばらく休養の必要があるということで、今月いっぱいお休みということになりました。後日診断書を送らせていただきます。
そして、ずっと悩んでいましたが、本日、主治医とも話し合い、復帰してもまた同じように体調を崩すのではないかという話でした。自分自身もそのように感じています。
〇〇(上司の名前)さんをはじめ、みなさんには大変ご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ないと思っておりますが、
〇月〇日付けで退職させていただきたく、ご連絡させていただきました。
直接、退職のご挨拶ができず申し訳ありません。
しばらく療養に専念しようと思っています。
〇〇 〇〇(自分の名前)
このように退職を決意した理由や、いつ退職するのか、直接挨拶ができない旨を申し訳なく思っていることなどを書きましょう。
正解の文章というものはないと思うので、状況に合わせて、伝えるべきこと、申し訳ないという気持ちをこめれば相手にも伝わると思います。
会社に就業規則があるの、どのぐらい前に退職の意思を伝えるのがいいのか確認してから連絡するようにしましょう。
1、2カ月というところが多いと思いすが、法律的には14日前に言えば問題ないです。
ただ、出来れば就業規則を守るようにしましょう。
休職のまま退職になった場合、職場にあいさつはするべき?
退職が決まってから、職場の人にあいさつに行くべきか悩みました。
メンタルの不調で突然休職して、退職を決めた私にとって職場の人に合うのはかなりの負担でした。
もちろんお世話にはなったので、あいさつをしたい人もいましたが…
結論としては、無理にあいさつに行かなくてもいいです。
気持ちにゆとりがある場合、職場に退職のあいさつにい行ってもいいですが、
休職したまま退職となると、長期期間職場の人と会っていないまま退職とならざる得ません。
病気やメンタルの不調の場合、あいさつに行っていろんな人に会うことさえ、大きなストレスになりまます。
私はあいさつに行くのはやめて、上司に荷物整理の時に会ったので職場の人に菓子折りを渡しました。
それから、仲良くしていた人には個人的にメールをしたりしました。
仲の良かった人なら、体調が回復すればまた会うこともできますからね。
退職が決まった後、荷物整理はどうする?
これもかなり悩んだ問題のひとつです。
休職のままの退職だと荷物がロッカーにあるだけでなく職場にも荷物が置いてあったりします。
ロッカーだけでなく職場に荷物が置いてあると、職場の人にも合わないといけません。
できれば、職場の人に会いたくない…
私物の回収の方法としては、3つ考えられます。
- 自分で荷物整理に行く
- 郵送してもらう
- 破棄してもらう
自分で荷物整理に行く
自分で荷物整理に行く場合、時間帯なども気になる点だと思います。
勤務時間帯に行ったら職場の人に会ってしまうかもしれない…
職場にあいさつに行かないと決めていた私にとって荷物整理に行く時間帯はかなり大きな問題でした。
私は、体調の事も考えてなるべく職場の人に会いたくない旨を正直に上司に連絡しました。
上司の配慮もあり、みんなが退職した夜間に上司の出勤している時間帯に荷物整理に行きました。
看護師の場合、制服なども返却しなければならなかったので、自分で荷物を整理に行った方がいいなと思い私は、直接自分で荷物の整理に行きました。(上司が男性だったので、女子ロッカーに入れないのもあり…)
上司のみにあいさつをして、菓子折りを渡して帰りました。
他の人に会うかもしれないとドキドキしながら行くのはストレスになるので、時間帯をずらしてもらえて本当に助かりました。
郵送してもらう
どうしても職場に行くのがしんどいという場合は郵送をしてもらってもいいと思います。
ただ荷物が多かったり、返却物がある場合は自分自身が行った方がいい場合もあるので、その場合は時間帯や日時を調整してもらって荷物整理にいきましょう。
郵送してもらう場合は、輸送費は着払いにしてもらうようにしましょう。
破棄してもらう
ペン類や小物だったり、もういらないものだったら、破棄してもらうのでいいと思います。
休職中に有給は消化できるのか?
休職中に有給を消化することはできません。
有給が10日以上も余っているもったいない…
と、私も思いましたが
有給休暇は労働義務がある日に請求できるものなので、 休職期間中は労働義務がない日にあたるので有給を消化することはできません。
一旦、復帰すれば有給は消化するのは可能ですが、
有給のために復帰するのも…
会社によっては買い取ってくれるところもあるので確認してもいいかもしれないです。
私は、休職していて有給のことも聞くのもなんとなく気まずくてそのまま諦めました。
こんなことなら、もっと使っておけばよかったと思いました。
休職中に受給していた傷病手当は退職後も受給できるのか
傷病手当は、最大1年半受給可能です。
退職後も傷病手当は受給可能です。ただし、受給するには条件があります。
- 退職日までに 被保険者期間が継続して1年以上あること ( 任意継続 や国民健康保険の加入期間は除く)
- 退職日の前日までに連続して3日以上出勤せず退職日も出勤していないこと
- 退職日に 傷病手当金を受給していた 傷病で引き続き 労務不能であること
退職後の傷病手当金も在職中の継続給付になるため、在職時の被保険者証の記号番号を控えておきましょう!!
休職のまま退職した場合は失業保険は受給できるの?注意点は?
休職したまま退職した場合でも、失業保険は受給可能です。
ただし、失業保険はすぐに働ける状態であることというのが絶対条件のため、まだ体調が回復していない場合は受給することができません。
退職後も、労務不能である場合は傷病手当を受給し失業保険は、働ける状態になってから受給するようにしましょう。
失業保険が受給できる期間は退職日から1年間なので、退職日までに体調が回復していない場合、失業保険受給期間の延長の申請をしましょう。
離職後1年の間に、働けない期間が30日以上続いた場合、受給期間の延長が可能となります。
- 病気・けが
- 妊娠・出産・育児中(3歳未満)
- 親族などの看護・介護
- 海外ボランティアなど、その他やむを得ない理由
最大で3年間延長可能です。
離職前から働けない状態だった場合、離職した翌日から30日経過した日の翌日以降が申請期間の開始日となります。
早めに申請するようにしましょう。
申請に必要な書類
受給延長の手続きには、以下の書類が必要となります。
- 受給期間延長申請書
- 延長の理由を証明する書類(医師の診断書など)
受給申請が済んでいる場合
雇用保険受給資格者証または雇用保険受給資格通知
済んでいない場合
離職票-2
状況によって必要な書類が異なるため気をつけましょう。
申請手順
必要な書類を、管轄のハローワークに直接または郵送で提出します。
受給期間延長申請書は、ハローワークで受け取るか、郵送で受け取ることが可能です。
私は行くのが大変だったので郵送してもらいました。
郵送の場合、ハローワークの「雇用保険給付・教育訓練給付窓口」へ電話し、郵送を依頼しましょう。
【まとめ】休職したまま退職する場合やっておくこと
まずは、しっかりと休息しましょう。
体調が整っていなければ、次の仕事も探すことができないため休養に専念しましょう。
頑張らないを頑張りましょう。
国民保険や健康保険の手続きをする
退職すると健康保険や年金、税金の関係の手続きが必要になります。
健康保険
以下の3つから選択可能
- 2年を限度として勤めていた企業の健康保険を継続できる「任意継続被保険者制度」を利用する
- 国民健康保険に加入する
- 家族の扶養に入る
傷病手当を受給している場合、受給している金額によって扶養に入れない場合があるので確認しましょう。
国民健康保険に加入したほうがいいのか、任意継続がいいのかはかかる金額などを比較してみましょう。
国民年金
企業に勤めている人を示す第2号被保険者から、第1号被保険者に切り替えが必要
住民税
給与から天引きされていた「特別徴収」から「普通徴収」へ切り替え
ご自宅に届く納税通知書をもとに自身で支払う
健康保険や国民年金、住民税に関しては、近くの役所窓口にて手続きできます。
早めに手続きをしましょう。
休職したまま退職を決意した場合、退職の意思を伝える事の手段を悩んだりいろいろと悩むと思います。
時分にとってストレスにならないようにしましょう。
お金も必要なので、慌てて仕事を探してしまいがちですが、傷病手当や失業保険を受給しつつじっくりと仕事は探すようにしましょう。
この機会に思いっきり趣味など自分の好きなことに没頭するのもいいと思います。
仕事をしていたらなかなか挑戦できないことをやってみたり、のんびりたくさん寝るのもありです。
一度の人生次こそ良い職場を探せるように英気を養いましょう。
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