子育てしながら働きやすいところってどこだろう。
子育てをしながら働くのって本当に大変ですよね。
仕事に家事・育児とやることがたくさんあって、24時間あっても時間が足りないくらいです。
子どもと過ごす時間もほしい。残業したくない。子育てに理解あるところで働きたい。
私はこんなふうに考えています。
独身の時と違って、子どもがいると働き方、優先してくることも変わっていきます。
子育てをしながら働きやすい職場は、いくつかありますが、その中で病院の外来看護師はオススメです。
この記事では、
- 外来看護師は子育てをしながら働きやすいのか?
- 外来看護師ってどんな仕事をするのか?
- 外来看護師に向いてる人ってどんな人?
こんな疑問を持っている方に向けて書きました。
5年間、外来看護師をしていたみきむが、子育て中のママに外来看護師をなぜオススメするか解説します。
ぜひ、参考にしてみてください。
外来看護師を子育て中のママにオススメする理由
私が外来看護師をオススメする理由はこんなことからです。
- 夜勤がない
- 日曜が休み
- 子育て中のママが多い
- 定時で帰れる
夜勤がない
外来看護師は、基本的には夜勤はありません。
子供が小さかったりするとなかなか夜勤も難しいので、夜勤がないのは助かりますね。
日曜が休み
クリニックによっては、日曜日も診療を行っているところもありますが、病院は日曜日が休みです。
当番で日曜の勤務も順番にまわってきますが、何カ月かに1回ほどです。
子どもがいると、土日のどちらか休みだとありがたいですよね。
家族との時間が大切なので、私は土日はどちらか確実に休みの職場で働くようにしています。
子育て中のママが多い
外来看護師は、子育て中のママだったり、子育てを一段落した看護師が多いです。
そのため、子育てに理解があり、 子供の体調不良などでも休みをとりやすいです。
クリニックよりも病院の外来の方が看護師の人数が多いので、休みのフォローはしてもらいやすくなります。
子どもは急に体調をくずしたりするので、理解ある職場で働きたいですよね。
定時で帰れる
病院にもよるのかもしれませんが、私が勤めていたところは遅番の人が決まっていたため、ほぼ定時で帰っていました。
看護師の人数が多い病院だと、役割がきっちり決まってるので定時で帰りやすいです。
残業するのが嫌なので、仕事中は時間内に終わるように集中して働きます。
外来看護師をオススメしない人
こんな方は、外来の看護師をオススメしません。
- 給料を下げたくない
- 専門的な知識をみにつけたい
- 医師とあまり接したくない
給料を下げたくない
今まで夜勤をして給料が高かった人は、日勤のみになると給料はもちろん下がります。
給料が下がったら困るという方は、日勤のみの外来はオススメしません。
世間一般で看護師は給料が高いイメージがありますが、夜勤やってなんぼなところはありますからね。
専門的な知識をみにつけたい
病院によってもですが、担当する科が決まっていたり、ローテーションでまわったりします。
知識は浅く広くなので、 専門的な分野を学びたい・知識をみにつけたいという方にはオススメしません。
医師とあまり接したくない
外来看護師は、医師の補助が仕事の主となります。
どんな職場でも医師と全く関わらないということはありませんが、外来の看護師は毎日、医師と顔を合わせます。
医師と相性が合わないと最悪です。
医師となるべく接したくないという方には、オススメしません。
病棟にくらべて医師と話す機会も多いので仲良くはなりやすく、話せるようになるといろいろなことを教えてもらえます。
ただ、医師って癖が強い人も多いですよね。私の偏見でしょうか…。
外来看護師の仕事内容
外来看護師の仕事の一部を紹介します。
病院によっても違うと思いますが、外来看護師はやることがたくさんあります。
- 事務との連携
- 診療の補助
- 採血などの医療処置
- 救急対応
- 病棟との連携
- 検査説明や生活指導
事務との連携
患者さんに問診票を記入してもらった後、受付で診療科を振り分けるのが難しい場合、看護師が患者さんの所に行き詳しく問診をとります。
それからアセスメントし、患者さんに適した 診療科に振り分けます。
外来看護師は事務の人とも密に関わります。患者さんに事務的なことも確認されたりするので事務との連携は大切です。
病院によってもやり方が違うので必ずこのやり方ではないですが、事務の人にいろいろ聞かれます。
外来看護師は、電話対応など事務的な仕事も多くあります。
診療の補助
医師が診察をスムーズに進められるように医師のサポートをします。
患者さんが医師の説明で分からなかった時に補足して説明をおこなったり、洋服をあげたり処置の介助にも入ります。
採血などの医療処置
処置室では採血や点滴を行ったり、予防接種・注射も行います。
また、バルーンの挿入や、適便をしたりとあらゆることをします。
健康診断があると、採血だけでなく腹囲やバイタルも測定します。
採血結果がでないと、診察にすすめないこともあるため、スピーディにこなしていかなければなりません。
処置室は人数さいばいていくので本当に忙しいです。
救急対応
外来では、救急車で運ばれてくる人の対応もします。
救急隊から情報収集し、採血やルート確保を素早く行います。
必要な検査があれば放射線科や検査科へ連絡をとり、検査がスムーズにすすむようにします。
そして、医師が診断を素早くできるようにします。
入院の必要があれば、事前に病棟に連絡をとってベッドの調整をおこないます。
時間勝負でいろんなことを並行して行っていきます。
病棟との連携
外来から入院がでるので、病棟との連携は必須です。
入院になった人のアセスメントをして、なぜ入院になったのかわかりやすいように病棟に申し送りする必要があります。
病棟と違い外来では日々の情報収集が出来るわけではないので、短時間にありとあらゆる情報をカルテや、患者さん・家族から収集します。
そして、わかりやすいように病棟に申し送ります。
申し送りがちゃんとしていないと病棟から結構文句言われたりします。
検査説明や生活指導
様々な検査が入るので、検査の説明をわかりやすく患者さんにします。
話すスピードや難しい専門用語を使わないように気を付けます。
また、糖尿病の患者さんなどに対してパンフレットなどを用いて生活指導も行います。
のちに入院が決まっている患者さんへは、入院の説明もします。
外来看護師に向いてる人
こんな人は外来看護師に向いています。
- テキパキと仕事をこなせる人
- コミュニケーション能力の高い人
- 観察力のある人
- 家庭と仕事の両立をしたい人
テキパキと仕事をこなせる人
業務量が多い外来の仕事は、時間との勝負です。
採血も時間がかかってしまうと、患者さんを待たせてしまいます。
テキパキと仕事をこなせる人は向いています。
最初からテキパキ動ける人はいないので、慣れれば動けるようにはなります。
コミュニケーション能力の高い人
外来は、一日のうちでたくさんの患者さんと接します。
また、医師だけではなく、他職種と多く関わります。
いろんな人と円滑にコミュニケーションを取れる人は外来看護師に向いています。
看護師は、コミュニケーションスキルはあったほうがよいですね!おしゃべり≠コミュニケーション能力の高さではないので、話すの苦手だと思っていても仕事ではコミュニケーションがとれたりします。
観察力のある人
外来では病棟と違って長い時間を患者さんと接するわけではないので、瞬時の観察能力は大切です。
普段から些細な変化に気がつくって大切ですね。
顔色だったり、浮腫・皮膚のハリいろいろなことを観察します。
家庭と仕事の両立をしたい人
外来は日曜日が休みのところが多いので家族との時間を合わせやすく、家庭と仕事を両立したい人に 向いています。
【まとめ】病院の外来看護師は育児中のママにオススメ
夜勤がなく日曜日が休みなので、家庭と仕事を両立したいママさんには外来はオススメの職場です。
外来は業務量が多く、常に動き回り立ちっぱなしなので決して楽ではないですが、病棟に比べて力仕事は少ないです。
子どもが小さいと抱っこしたりと、体力を使うのでプライベートで体力は残しておきたいですよね。
子育て中のママが多いというのも、働きやすいことのひとつです。
転職をお考えでしたら、転職サイトへの登録をオススメします。
自分にとって何が優先なのかをはっきりして、納得いく職場で働きたいですね。
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